メルセデス・ベンツ新型GLC【2023年】欧州仕様と日本仕様の違いに涙する

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日本だけでなく世界的に販売台数の多いSUV、つまり評価の高いSUVであるメルセデス・ベンツのGLC。

その最新モデルがデビューしました。

ところが2023年5月時点で新型GLCの日本仕様は1モデルのみ。

しかもGLCクーペは従来モデルを販売中...

なぜ?

という詮索はさておき、新型GLCの本来の姿を欧州仕様で確認するのがここでの主旨です。

その後、日本仕様のモデルと比較してみます。

欧州の新型GLC

欧州での新型GLCのラインナップはエンジンで分けて3モデルになります。

合計7タイプ。

新型GLCクーペはまた別に存在します(ここではGLCクーペは除いて記載しています)。

ガソリンエンジン搭載モデルでタイプ

  • GLC 200 4MATIC
  • GLC 300 4MATIC

ディーゼルエンジン搭載モデルでタイプ

  • GLC 220 d 4MATIC
  • GLC 300 d 4MATIC

プラグインハイブリッドモデルで3タイプ

  • GLC 300 de 4MATIC
  • GLC 300 e 4MATIC
  • GLC 400 e 4MATIC

ボディカラーは11種類

興味深いことにポーラーホワイトが327,25 €の有償設定となっています。

またメルセデス・ベンツの公式サイト、公式SNSでの画像から推定できるのが

「spektralblau metallic(スペクトラルブルー)」イチオシだということです。

MANUFAKTUR Lacke
MANUFAKTUR opalithweiß bright:1.773,10 €
MANUFAKTUR patagonienrot metallic:1.773,10 €
MANUFAKTUR graphitgrau magno:3.927,00 €

Meistgekauft
Metallic

obsidianschwarz metallic:963,90 €

Metallic
nautikblau metallic:963,90 €
graphitgrau metallic:963,90 €
mojavesilber metallic:963,90 €
hightechsilber metallic:963,90 €
spektralblau metallic:963,90 €

Uni
schwarz:ohne Aufpreis
polarweiß:327,25 €

欧州仕様の詳細については今後追記していきます。

Mercedes-Benz Japan 新型GLC発表!

メルセデス・ベンツの日本法人が2023年3月16日付で新型GLCを公式にリリース情報を出しました。

新型「GLC」プレス発表会 オフィシャル写真

メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社: 東京都品川区)は、プレミアムミドルサイズSUV新型「GLC」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて本日より予約注文の受付を開始します。なお、お客様への納車は3月下旬より順次予定しています。

新型「GLC」を発表

メルセデス・ベンツのマガジンでも新型GLCが表紙と特集を飾りました!

ところが...

販売モデルは「GLC 220 d 4MATIC(ISG 搭載モデル) 」のみ!

詳細は以下のPDFをご参照ください。

メルセデス・ベンツのプレミアムミドルサイズSUV

マジですか?

イマドキですから、せめてプラグインハイブリッドを1モデルくらい設定して欲しかったです。

ちなみにGLCクーペについてはノーコメント。

どうなっているんだと問合せを受ける現場の営業さん、困るでしょうネ...

この辺の事情、いろいろと詮索したいところですが、ひとまず我慢。

日本仕様の「GLC 220 d 4MATIC(ISG 搭載モデル) 」についてみてみましょう。

新型GLC 220 d 4MATIC (ISG搭載モデル) 【MP202301】

新型GLCのカタログはこちら(リンク先クリックでpdfが開きます):

【MP202301】モデルカタログ(2023年3月16日版)

【MP202301】諸元表/装備表カタログ(2023年3月16日版)

アクセサリーカタログ(2023年3月版(2023年3月更新))

それでは新型GLCの日本国内仕様をみてみましょう。

といっても1モデルだけですので、注目点は2点となります。

  • AMGラインパッケージを選ぶか否か
  • ボディカラーは何色を選ぶか

ということになります。

AMGラインパッケージ

新型GLCのAMGラインパッケージはオプションで【MP202301】では60万円となります。

外観が大きく変わりますので、装着車かどうかは一目瞭然です。

AMGラインパッケージを選択せずに、オプションは個別に選ぶことは可能です。

ただAMGラインパッケージでなければ選べないオプションもあるので悩ましい。

こちらは非装着車(こちらも決して悪くない外観です)

こちらはAMGラインパッケージ装着車

どちらが良いかはまぁ、好みって言えば好みですよネ。

でもコスパ的にはAMGラインパッケージがおススメです。

ただ、私たち日本の購買客からすると、欲しい車がその仕様で買えるかというと難しいです。

半年以上待てるという気の長い人は別として、いったん買おうと決断したら早く欲しいですよネ。

そうなるとデュセルドルフからの日本向けに輸出される出荷リストにあるモデル(仕様)と折り合いを付けることになります(ハッキリ言うと妥協すること)。

例えばボディカラーにこだわりがあると、その色のGLCがAMGラインパッケージ装着かどうかは運任せということデス。

新型GLCのボディカラー

新型GLCのボディカラーは無償のポーラーホワイトの他に有償オプションで9色設定されています。

ただし!

ご希望のボディカラーが人気色でなかったりすると製造数量が少ないので、納車までに時間がかかります。

ポーラーホワイト(ソリッドカラー:無償)

定番色で輸入台数多し。

ホワイトと言っても天候によりクリームがかって見えることも。

オプシディアンブラック(メタリックカラー:80,000円)

ベンツといえば「黒」、という人も。

SUVの黒というのも意外とオシャレ。

ノーテックブルー(メタリックカラー:80,000円)

落ち着いた感じの青。

メタリック感は控えめ。

グラファイトグレー(メタリックカラー:80,000円)

モハーベシルバー(メタリックカラー:80,000円)

大人しい感じのメタリックの銀。

個人的に一番好きなボディカラー。

ハイテックシルバー(メタリックカラー:80,000円)

新型GLCの雰囲気に合いそうなメタリックの銀。

ダイヤモンドホワイトと1番人気を争うのでは?

スペクトラルブルー(メタリックカラー:80,000円)

最近欧州のメルセデス・ベンツのイチオシカラー。

人目を惹く鮮やかな青。

セレナナイトグレー(メタリックカラー:80,000円)

地味目なグレー。

控えめな私にピッタリ、なんちゃって...

ダイアモンドホワイト(メタリックカラー:180,000円)

これまでの有償メタリックカラーより更に10万円も高い18万円!

それでも実車の美しく、まばゆく輝く白を見てしまうと勢いで買ってしまう...

ヒアシンスレッド(メタリックカラー:180,000円)

こちらも18万円の有償メタリックボディーカラー。

SUVではあまり見かけない「赤」。

赤系統が好きな場合はこのヒアシンスレッド一択!

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