2022年2月16日、各種メディアで報じられているメルセデスベンツのリコールの情報!
2022年2月21日現在、メルセデスベンツの公式サイトに情報掲載はありません。
また2月15日にディーラーに行った際には、サービスマンはそれらしい事は何も言っていませんでした。
メルセデス・ベンツ日本は16日、ディーゼルエンジンの部品に問題があるとして、「C220d」など9車種、計1万339台(平成31年1月~令和3年11月輸入)のリコールを国土交通省に届け出た。
国交省によると、部品の設計が不適切で、負圧回路に冷却水が入り、作動不良を起こすことがある。出力低下などさまざまな不具合が起こり、最悪の場合は火災に至る恐れがある。これまで不具合の報告が7件あった。
詳しい内容がわかりましたら、都度更新いたします。
国土交通省の発表資料
国土交通省の公式サイトで確認すると、今回のリコールについては3つの届け出がなされています。
リコールの届出について(メルセデス・ベンツ GLC220d 4MATIC 他)
国土交通省の公式サイトの資料はこちら:
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004344.html
不具合内容
ディーゼルエンジンに搭載されているクーラントポンプにおいて、軸受けシールの設計が不
適切なため、作動の制御が行われている負圧回路へ冷却水が浸入し、負圧回路の関連部
品が作動不良を起こすことがある。そのため、エンジン警告灯(MIL)が点灯する、出力が低下
する、ブレーキ倍力装置の機能が低下する等の不具合が発生し、排気ガスの再循環装置
(EGR)制御用の電磁バルブに作動不良が発生した場合においては、MIL点灯と共に排ガス
が悪化し、更に短絡が発生すると発熱して周囲を溶損させることで、最悪の場合、火災に至
るおそれがある。
対象車種
以下の9車種
- C220d
- C220d ステーションワゴン
- GLC220d 4MATIC
- GLC220d 4MATIC クーペ
- GLE300d 4MATIC
- GLE400d 4MATIC
- GLE400d 4MATIC クーペ
- S400d 4MATIC
- GLS400d 4MATIC
リコールの届出について(メルセデス・ベンツ メルセデスAMGG63 他)
国土交通省の公式サイトの資料はこちら:
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004345.html
不具合内容
エンジンの点火コイルにおいて、製造設備の保守が不適切なため、2次コイルの配線が長く、
回路内で短絡が発生して高電圧が生成できなくなり、影響を受けたシリンダが失火することが
ある。そのため、エンジンの出力が低下するとともにエンジン警告灯(MIL)が点灯し、最悪の
場合、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。
対象車種
AMGシリーズやS560,G550など36車種
リコールの届出について(メルセデス・ベンツ S580 4MATIC)
国土交通省の公式サイトの資料はこちら:
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004346.html
不具合内容
エンジンコントロールユニットの制御プログラムにおいて、設計仕様が不適切なため、エンジ
ンを始動させた直後にエンジンが停止し、その後に再始動できなくなることがある。
対象車種
S580 4MATIC の1車種