【結論】ベンツの白(ホワイト)のダイヤモンドホワイト、オパリスホワイト、デジタルホワイト、ポーラーホワイトは何が違う?

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よくわからないメルセデスベンツの白色のボディーカラー。

営業マンもサービスフロントでさえも、遠目だと実車を目の前にしても見分けることができない謎の白色。

ただし結論はハッキリしています。

お叱りを受けることを覚悟で言えば

  • 安いホワイト:ポーラーホワイト
  • 高いホワイト:ダイアモンドホワイト、デジタルホワイト、オパリスホワイト

というだけです。

しかも、ダイアモンドホワイト、デジタルホワイト、オパリスホワイト は見た目一緒です。

※個人的見解です。怒らないで下さいマセ。

つまり

  • 価格を取る人向け:ポーラーホワイト
  • 高級感を取る人向け:ダイアモンドホワイト、デジタルホワイト、オパリスホワイト

言い換えると

  • 価格を取る人向け:ソリッドカラーのホワイト
  • 高級感を取る人向け:メタリックカラーのホワイト

です。

ダイアモンドホワイト、デジタルホワイト、オパリスホワイト は車種により設定が決まっています。

例えば現行C-Classsでは、メタリックカラーのホワイトは オパリスホワイト のみです。

C-Classでダイヤモンドホワイトを選ぶことができません。

ダイアモンドホワイト、デジタルホワイト、オパリスホワイト は車種により設定されているメタリックカラーのホワイトの呼称ということで、名称の違いに振り回されてはいけません。

昔からのメルセデスベンツのファンの方はご存じのように、ファンホワイトとか、アラバスターホワイトのように、時代時代の嗜好や工業材料の変化などによりホワイトの名称も変化してきました。

メタリックホワイトの ダイアモンドホワイト、デジタルホワイト、オパリスホワイト は、塗装工程や材料の違いによる区別であって、見た目の「白い」色合いが違うように設定されたものではありません。

したがって、メタリックカラーのホワイトという意味では同じ白色と考えるべきで、 ダイアモンドホワイト、デジタルホワイト、オパリスホワイト の名称の違いに悩む必要はありません

ポーラーホワイトとは?

  • 良い点:価格が安く済む「ボディカラーの価格上乗せが無い」、これに尽きます。
  • 悪い点:メタリックカラーのホワイトと比較すると、どうしても見劣りする。

ですが、知っている人以外(車好きでない、多くの一般の方々)は違いがわからないので、なにも卑屈になる必要はありません。

ボディカラーにお金をかけたくないと思う人がいて当然です。

それと、普通の色彩感覚から見ると「ホワイト(白色)」というより「クリーム色」に近いです。

ダイアモンドホワイト とは?

これぞメルセデスベンツの ホワイト(白色) です!

これはS-Class

ダイヤモンドホワイトの塗装工程は非常に複雑で手間がかかるので、ポーラーホワイトのように通常生産ラインでこなすことができません。

何層にも塗り重ねたメタリック塗装で、細かい雲母がキラキラ輝いています。

明るい環境ではホワイトと言うよりパールのような色合いです。

見慣れた国産車で言えば...

10年以上前に日本国内でトヨタ起源のスーパーホワイトがブームになったことがあります。

しかし、その白色があまりに病的ともいえる白色だったためにあっさり消えてしまい、今では見かけることもできなくなりました。

その代わりにでてきて現在に至るパールマイカの白色が、このダイアモンドホワイトに一番近い色かと思います。

デジタルホワイト、オパリスホワイト とは?

これはC-Cass

メルセデスベンツが公式には言えないので、代わりに私が言いましょう!

ダイアモンドホワイトを設定できない車種向けに提供するメタリックカラーのホワイトです。

なので、ダイアモンドホワイトの設定が無い車種は、 デジタルホワイト、オパリスホワイト が設定されているのでそれを選ぶしかありません。

でも、ご安心ください。

ポーラーホワイトと、それ以外のメタリックホワイト (ダイアモンドホワイト、デジタルホワイト、オパリスホワイト) を見分けることができる人はいます。

しかし同じメタリックホワイトである ダイアモンドホワイトと、デジタルホワイト、オパリスホワイト を見分けることができる人はほとんどいません。

メルセデスベンツやヤナセの社員でも、なかなかいませんので気にする必要はありません。

彼らは車種でメタリックカラーのホワイトが違うので、車種から見分けているだけです。(個人的見解です)

事実上、ボディカラーは選べない

カタログを眺めながら、どのボディカラーにしようかとか、オプションはどれを選ぼうか、と悩むのは新車購入時のこの上ない楽しみです。

悩むことがうれしいというのも、新車購入ぐらいなものです。

しかし、 コロナ禍、半導体不足、などから輸入できる車種、グレード、ボディカラーが限られています。

輸入予定にあるリストからどれを選ぶかだけです。

車種ごとにオプションもボディカラーも、輸入しても売れることが予想される組合せの設定しかありません。

白色のボディカラーでいえば、価格を下げたい人向けにポーラーホワイトが設定されていますが、残りはメタリックカラーです。

好みのボディカラーは選べないと、思っておいていただいた方が精神衛生上よろしいかと思います。


私の知人が先日C-Classの黒色を購入しました。

ホワイトに拘っていたのですが、知人が選ぶオプションではソリッドの白もメタリックの白も次の入庫が半年以上先になるのでそうです。

一方黒だと船に乗っているからすぐに手に入ると言われて、黒にしたのでした。

知人は今では「ベンツと言えば黒だ」などとうそぶいています。

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