メルセデスベンツの日本仕様はここが違う

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CLAクーペが納車されて初めて知ったということも、意外とありました。

ディーラーで試乗とかしていても、意外と気が付かないものですね。

例えば上の写真。

リアウィンドウに貼られているのですが、メルセデスベンツの日本法人の社長のサインです。(フロントガラスにも同じようにサインがあります。)

メルセデスベンツのカタログでは本国(欧州)仕様の写真が用いられているので知らなくて当たり前なのですが。

ナンバープレート

海外のナンバープレートと日本のナンバープレートはサイズから違います。

当初アダプターみたいなもので固定されてくるのかと思いきや、ちゃんと日本専用仕様になっていました。

ちなみに、ナンバーの表記はペイントソフトで消してあります

つまり日本向けに専用バンパーを最初から製造しているということです。

日本国内の輸入車の第1位がメルセデスベンツなので、そのくらい対応してもコスト的に十分見合うということなのでしょう。

ちなみに、日本独自の仕様である「字光式ナンバープレート」(ランプ点灯で緑色に光るナンバープレート)は取り付け可能なのでしょうか?

模範解答は対応不可です。

ただしディーラーのメカニックによっては、頑張ってみる人もいるらしいです。

字光式ナンバーを付けたい方は、営業マンかサービス担当者に掛け合ってみてはいかがでしょうか。

タイヤ

メルセデスベンツCLAクーペのタイヤは225/45R 18です。

どこのタイヤメーカーのものかというと

ブリジストンのテュランザ(TURANZA)です。

「ん?テュランザ?何それ?」

ですよね。

ちなみにブリジストンの方でも「トランザ」と読む人がいます。

ブリジストンのテュランザ(TURANZA)とは、自動車メーカー向けにブリジストンが出荷しているポテンザ(POTENZA)の派生バージョンです。

一説には「TOURING・POTENZA(ツーリング・ポテンザ)」の意味で、ポテンザの性能そのままに乗り心地を良くするチューニングを加えたOEM専用タイヤだそうです。← 諸説あり!

なにせブリジストンの市販タイヤのカタログには存在していないタイヤのため、ご存じの方は少ないかと思います。

ところで、日本向けに輸入されてくるメルセデスベンツには、もう一種類のタイヤがあります。(これが問題なのです!)

それはハンコック(Hankook)のベンタス(Ventus)というタイヤです。

ハンコックは韓国のタイヤメーカーで、日本での人気はイマイチ。

メルセデスベンツ新車購入者に「ブリジストンとハンコックのどちらか」と聞けば、ほぼほぼ100%でブリジストンが指名されます。

(注)念のために書き添えておきますが、これはヘイトとかではなく、単純にユーザーの嗜好の問題です。

ところが!

実は納車されるメルセデスベンツが履いているタイヤが、ブリジストンかハンコックかは、日本の港に着くまでわからないのです。

営業マンは、ブリジストンだとわかるまでは枕を高くして眠れない日々を過ごすのでした...

ETC

日本では今や必須オプションであるETC。

「ETC 2.0」がサービス開始され、現時点では従来型のETCにするか、ETC 2.0にするか、購入時に選べます。

つまり値段が違うのです。

ただし、メルセデスベンツCLAの場合、基本的にといいますか、自動的にETC 2.0となります。

オプション装備品に従来型のETCが設定されていないのですが、頼み込めば対応してくれるかもしれません。(ただし確認はしておりませんので悪しからず)

ところで、ETCカードアダプタはどこに付くのでしょうか?

それは、助手席前のグローブボックス内左側に取り付けられます。

なのでETCカードを入れっぱなしにしていても、外からは見えないのでウィンドウガラスを割って盗まれるというリスクは低いです。

なお、ETCカードを入れっぱなしにしておけば、ナビモニターのアイコンでも確認できますし、標準設定であれば「ETCカードが入っています」とアナウンスが聞こえてきます。

ドライブレコーダー

これもヤナセのオプション基本パッケージに含まれているメルセデスベンツ純正品のドラレコをそのまま選んで付けました。

スマホと連動していてなかなか使い勝手が良いです。

ただ、フロントガラスに両面テープで貼り付けてあり、見映え的にはイマイチです。

メルセデスベンツのVシリーズには、バックミラー一体型のドライブレコーダーが設定されているので、是非CLAにも設定していただきたいところです。

ところで、このCLAのオプションに設定されているドライブレコーダー、リアカメラを接続して前後の動画を記録する機能があります。

しかし、CLAのオプション装備品にはリアカメラの設定はありません。

ドライブレコーダーの機器としての仕様としてはOKなので、ディーラーのサービスにお願いして取り付けてもらいました。

こんな感じです

メルセデスベンツでは、あおり運転を受けるリスクは少ないのですが、この手の装備は後々何かの役に立つかもしれません。

最後に、最近Eクラスの新型発表と同じくして、メルセデスベンツのドライブレコーダーも新しいタイプが発表されました。

衝撃感知で記録するというものです(市販のドライブレコーダーには、すでにある機能ですが)。

駐車時の盗難や当て逃げの動かぬ証拠として是非欲しい機能です。

CLAに対応するかは、問い合わせましたが現時点で回答が来ていません。

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