メルセデスベンツの白色には現在ソリッドカラーの「ポーラーホワイト」と、メタリックカラーの「デジタルホワイト」と「ダイアモンドホワイト」があります。
この3色の白色のボディカラーだけでもややこしいのですが、2021年度に投入される予定の C-Class(W206)では、「オパリスホワイト」なる新しい白色が設定されます!
日本国内で発売前の現時点では、「オリパスホワイト」なる新しい白色の情報がほとんどありません。
販売代理店のヤナセにすら詳細な技術情報が伝えられていないのが実情です。
分かっているのは、以下のようなものです。
- 「オリパスホワイト」は新C-Class(W206)のメタリックカラーの白色である
- 「オリパスホワイト」の販売価格は 211,000円である
- 新C-Class(W206)には「デジタルホワイト」、「ダイアモンドホワイト」は設定されない
営業マンも知らないメルセデスベンツの白色の違い
もう何十年にもなる「ポーラーホワイト」については、みなれた白色ということで宜しいかと思います。
問題はメタリックカラーの白色、「デジタルホワイト」と「ダイアモンドホワイト」と「オリパスホワイト」の違いは何かということかと思います。
「ダイアモンドホワイト」は、正式には「designo® Diamond White metallic」という名称です。
つまり「designo® 」がキーワードなのです。
「designo® 」って何?
「デザインオ」とか「デザインノ」ではありません。
「デジーノ」と言いましょう!
ネイティブの発音では、もっと違う音に聞こえるのですが、メルセデスベンツの日本法人の方も「デジーノ」と読んだり書いたりしていますので。
「designo® (デジーノ)」とは、メルセデスベンツのオプション装備の中でも、材料から製造過程まで厳選・手をかけた特別のオプションに付けられる名称です。
designo paintwork.
With a wealth of fascinating colours to choose from, designo paintwork adds that extra unique touch to make your Mercedes-Benz stand out from the crowd.
From satin-finish magno paintwork to a paint finish with a pearl-lustre effect – our designo experts are meticulous in their work.
「designo® Diamond White metallic(ダイアモンドホワイト)」は、通常装備では設定できないような原料と手間暇を投じて実現した特別色(パールマイカメタリックホワイト)なのです。
ダイアモンドホワイトに対して、デジタルホワイトはメルセデスベンツ内で創意工夫して用意されたパールマイカのメタリックホワイトです。
手をかける工数は少ないにしても、その分リーズナブルな価格で提供されているのです。
では、「オリパスホワイト」は?
おそらく、「ダイアモンドホワイト」のC-Class仕様色(価格設定がダイアモンドホワイト同等以上になっています!)ではないかと推測しています。
オパリスという名詞、形容詞は化粧品などでも用いられています。
それらのほとんどがマットな色合いのものです。
以上から、「オリパスホワイト」はマットな(落ち着いた感じの)パールマイカのメタリック塗装のようです。
「オリパスホワイト」の詳細が分かり次第、更新していきます。